アイディアを出すためには場所を変えるといい|閃きには環境も大事

アイディアは思うように出て来ないことがよくあります。そんなときは場所を変えてみることも効果的です。
今回はアイディアを出すために場所を変えてみることについて書きます。
まずはインプットと試行錯誤
時間をかけてアイディアを熟成させる話のところにも書きましたが、まずはできるだけインプットと試行錯誤をしましょう。脳は作業を中断しても情報の整理を続けているためです。これについてはこちらの本に書いてありました。
脳が認める勉強法 「学習の科学」が明かす驚きの真実! [ ベネディクト・キャリー ]
よってまずは悩み抜いてみましょう。インプットと試行錯誤を繰り返して、これ以上思いつかないというところまで来たら中断しましょう。そして出かけるなどして環境を変えましょう。
ちなみにインプットは参考になる知識や情報などのことを指します。参考になりそうなものを思いつく限り片っ端から当たって、試してみて、それでもいいアイディアが出ない、上手く行かないとなったら中断しましょう。
インプットと試行錯誤後に場所を変える
インプットと試行錯誤をして行き詰ったら場所を変えましょう。出かけてしまうのが早いです。一旦頭を切り替えることが大事です。
違うことをやっていても、脳は情報処理を続けるので、全然関係ないことをしていてもいいのです。むしろ外に出て色々なものに触れた方がいいです。マンガや小説で主人公が全然関係ないことや意外なことからヒントを得ることがあります。あれも作者の体験かもしれません。
アイディアは意外なところから出てきます。場所を変えた方が頭が切り替わる上に、インプットも多いのです。
違うことをインプットする
インプットは大事です。クリエイティビティはインプットなくしてアウトプットなしです。
アイディアは組み合わせたり応用したりしていいのです。むしろそうすることでアイディアが発展します。だからこそ出かけて色々なものを見てアイディアを吸収するのです。アイディアを見ては今抱えている問題・課題に応用可能か考えるのです。
色々なものを見ようと思ったら、商業施設やホームセンターは有効です。取り扱っている商品の幅が広いからです。商品だけでなく店舗のデザインやレイアウトにもアイディアが詰まっています。100円ショップも実に多様な商品が置いてあって面白いです。
自分の趣味に関するお店や好きなブランドのお店、普段行かないお店も気分転換になると同時に、日頃気付かなかった意外なアイディアを得られる可能性があります。
どこに行けばアイディアを閃くとか、何を見ればアイディアを閃くという法則や正解はありません。よって色々な場所に行って色々なものを見てみるしかありません。
終わりに
今回は場所を変えることについて書きました。勉強はカフェでやるという人も少なくないかもしれません。気分転換できると集中できることもあります。
今抱えている問題・課題に対して何も手を出さずに出かけても、必要な要素が解らないためいい閃きにはつながらないと考えられます。まずは今抱えている問題・課題について悩んでみて、必要な要素をいくつか見つけてから出かけた方が、街中で見かけた要素と紐づけやすいです。
何より悩んでいるだけで進まないなら切り替えた方がいいです。アイディアやクリエイティビティは単純に時間や労力に比例しませんから。