リモートワーク、オフィスワーク、ハイブリッドワークの特徴と今後の私見

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リモート、オフィス、ハイブリッドそれぞれの働き方

コロナ禍になって普及したリモートワークですが、コロナ禍の終わりが見えてきた今、いつまで続けられるのか解らなくなってきました。アメリカの大手IT企業が従業員をオフィスに戻し始めているというニュースが出てきたからです。

ハーバード・ビジネス・レビューではアフターコロナではハイブリッドワークが主流になるという見解がありますが、コロナ禍以前と同様にオフィス勤務が主流になりそうな予感もします。

そんな事情があるため、改めてリモートワーク、オフィスワーク、ハイブリッドワークそれぞれの特徴について考えてみました。

参考になる雑誌を先に挙げておきます。

DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー 2020年11月号 ワーク・フロム・ホームの生産性

リモートワークの特徴

リモートワークのメリット

リモートワークのメリットで目立つのは、通勤が要らない分だけ時間を確保できる、家事や育児と両立しやすいなどです。会社や上司、同僚などに不満がある人は、会社に行かなくていいことで解放感を味わっているかもしれませんね。

通勤がなくなることで確保できた時間で、プライベートを楽しむ余裕ができました。運動したり、趣味を楽しんだり、勉強したりと自分のために有意義に過ごせる時間ができたのです。今までだったら通勤で疲弊していた時間が自分のための時間になるわけですから、ウェルビーイングが向上したという調査結果もでてきたくらいです。

またリモートワークは作業に集中できるため、生産性も高くなります。会議の生産性が上がったという報告もハーバード・ビジネス・レビューに書かれていました。雑談が減って本題に集中するようになったため、会議が早く終わるようになったそうです。

リモートワークのデメリット

リモートワークでは区切りをしっかりつけないと残業や疲労の原因となります。ハーバード・ビジネス・レビューによると、リモートワーク開始当初は仕事のペースを上手くコントロールできず、残業が増えてしまったそうです。

他にも孤独の問題もあります。オフィスに行けば色々な人がいます。仕事に疲れてちょっと休憩しているときに、会社の人と話すことがあります。それが気分転換になったり、思わぬ情報を得られたりします。

自宅でずっと仕事をしていると、人とのつながりがあまり感じられなくなります。孤独は幸福度や健康を下げますし、エンゲージメントにも関わります。従業員エンゲージメントは実は経験やスキルや本人の能力は関係なく、チームに支えられているかどうかによるそうです。

そういう意味ではリモートワークでは孤独感を感じないようにしないと、エンゲージメントが下がってしまい、モチベーションや離職率に響いてきます。

他にも従業員の状況が解りづらいために会議の回数が増えてしまったという調査結果がハーバード・ビジネス・レビューに載っていました。

またこれは私見であって調査結果ではないのですが、リモートワークになって私自身が感じたこととして、インプットが少なくなることが挙げられます。オフィスに行くとインプットが多いです。通勤時に広告や景色を見て、オフィスで人と話しますから。しかし自宅に引きこもりっぱなしでは、そんなインプットがありません。インプットが少ないことがストレスになりました。

脳に刺激が少ないと脳の働きが鈍る恐れもあります。外出を意識して脳への刺激を増やすことも必要だと考えています。

オフィスワークの特徴

オフィスワークのメリット

オフィスワークのメリットは、人の協力を得やすいことです。もちろん相手が忙しい人で、しょっちゅう会議や外出の予定があると、すぐには協力を得られませんが、聞こうと思えば聞ける、話そうと思えば話せるのがオフィスのいいところです。

またオフィスにいると人が沢山いますので、人と話す機会もできます。人と話すことで色々な情報が手に入ります。仕事に関する情報や業種・職種の知識、社内事情から雑談まで会話の内容は広いです。色々な人の近況や趣味について知ることもあり、自分の引き出しが増えます。これは社交的な人にとっては特に大きなメリットでしょう。

またこういう人と話すことによるインプットが創造性を高めるとして、2010年代には先進的な企業がオフィスのデザイン・レイアウトを開放的にしたことがありました。

コロナ禍でも、リモートワーク可能な職種でありながら、あえてリモートワークをしない会社の話を聞いたことがあります。創造性が重要であれば、人と話すこと、外に出て色々なものを見ることが重要ですので、オフィスワークにメリットがあります。

オフィスワークのデメリット

オフィスワークのデメリットは何といっても通勤が大変なことです。片道1時間程度かけて、都心なら満員電車、都心意外なら交通渋滞の中を通勤する必要があります。これは時間と労力をとても要する行為です。

また台風や大雨、雪など天候によって交通機関が大きく影響を受ける場合は、朝は出社するかどうか、日中はいつ帰宅するかどうかを判断し、混雑する中苦労して出社や退勤をする必要があります。

他には非社交的な人、自分のやりたいことに没頭したい人に限りますが、あまり人がいない静かな環境の方が好都合という意味でオフィスワークよりもリモートワークの方が向くでしょう。

ハイブリッドワークの特徴

リモートワークとオフィスワークを組み合わせた働き方をハイブリッドワークと呼びます。ハーバード・ビジネス・レビューではアフターコロナで広まると紹介されたこともありました。現在半リモートで半出社の場合、ハイブリッドワークと言えるでしょう。

しかし最近はアメリカの大手IT企業が従業員をオフィスに戻すというニュースもあります。

アップルなど米企業の多くが9月に「オフィスワーク復帰」GAFAM含めた海外のリモートワーク事情

アフターコロナ:テレワークから職場勤務に戻るアメリカ企業

ハイブリッドワークの特徴としては、フルリモートワークでは孤独になってしまう点を出社で補えること、毎日出社では通勤が大変なところを週の半分はリモートワークにできることなどがあります。

あるいは体調がちょっと良くないというとき、始業ギリギリまで寝て回復してから仕事を始める、用事がある日はリモートワークを選択する、人と話したいときは出社するなど柔軟な働き方ができます。

私はフルリモートワークですが、毎日家に引きこもりっぱなしのため、意識して出かけるようにしています。休日はもちろんですが、平日の朝はカフェまでサイクリングして読書しています。

巣ごもり生活に早朝カフェサイクリングはいかが?

リモートワークにおける気分転換を考えやってみた

私は人と会って話すのが好きなので、フルリモートワークは実は辛いです。趣味の時間が取れるのはいいのですが、週1日くらいは出社して人と話せたらいい気分転換になりそうだなと思います。

もっとも人によって感じ方は違いますので一概には言えません。しかし平均的なことを言うと、クリエイティビティが求められることに関しては、人と会って話した方がいいですし、作業効率はリモートワークです。

こう考えると、企画などアイディアが必要なときは出社して人と話す、それ以外はリモートワークで効率良く作業するのが最適かもしれません。おそらくアフターコロナになって模索する必要があるところでしょう。

ハイブリッドワークの活用

アフターコロナはハイブリッドワークが主流になるかもしれません。企業がオフィスに従業員を戻すと言う話を何かと聞きます。

ただオフィスに戻すのではあまり進歩がないように感じます。ハーバード・ビジネス・レビューで読んだのですが、従業員の半分がリモートワークで、半分が出社するなら、その分一人当たりのスペースを広げてもいいと思うのです。

さらには自宅だとリモートワーク環境がどこまで快適か解りません。人によっては満足な環境を用意できないかもしれませんし、人によってはこだわり抜いた環境を作っているかもしれません。

だからオフィスはとても快適で広い作業環境を用意したらどうだろう?と私は思います。従業員の半分しか出社しないなら、単純計算で一人当たりのスペースを2倍にできます。出社する人は企画や連携が必要な仕事を快適なスペースですればいいのです。

むしろ出社するならそれくらい快適な方が出社のメリットがあります。私の場合はリモートワーク環境がかなり良いですし、リモートワーク環境を整えている人は少なくないでしょう。ググれば沢山記事が引っかかりますし、会社によっては従業員のリモートワーク環境を紹介しているところもあります。

ちなみに私の場合は43インチ4Kモニターを使っているため、作業効率がとてもよいです。

Acerの43インチ4Kモニターを購入したのでレビュー

せっかくリモートワーク環境を整えても、フルオフィスワークでは残念なことになってしまいますね。半分活かしつつ、自宅のリモートワーク環境に負けないような快適な環境で仕事をできれば、オフィスに出社するメリットも大きいのではないでしょうか?

あるいは最近見たニュースで、出社すると1.25倍働いたことにする案がありました。リモートワークなら週5日勤務だけど、オフィスワークなら週休3日にできるというのです。これはこれで面白いかもしれません。私としては快適なオフィス環境ができてほしいですが。

終わりに

企業が従業員をオフィスに戻そうとしているというニュースをチラホラと見て、今回の記事を書いてみました。あくまでも私が論文を読んで感じたことと、リモートワークをやってみて感じたことが基準ですので、人それぞれ意見は違うと思います。

よって一つの意見として参考にしていただければと思います。

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