Category: 残業しないマネジメント

仕事が上手く行くかどうかはマネジメントにかかっています。単にスキルさえあればいいという単純な話ではありません。
マネジメントが上手くできれば、トラブルを未然に防止し、状況の変化に対応でき、各関係者の協力を得ることができて仕事がスムーズに進みます。結果的には残業時間を減らすことにもつながります。
この講座では管理職やプロジェクト・マネージャーになったばかりの方を対象に、マネジメントの考え方と実践知を解説していきます。
ただの管理ではなく、人間性と戦略・戦術を重要視した方法論を解説します。

伝わらないと悩む人のための認識の齟齬を減らすコミュニケーションのコツ7つ

コミュニケーションはいつでも悩ましいもので、仕事においてはコミュニケーションの問題がいたるところに潜んでいます。相手に伝わらない、相手の言っていることが解らないという経験が全くないという人はまずいないでしょう。今回は私が使っているコミュニケーションの方法を解説します。多くのビジネスパーソンにとって役立つと考えています。

マネージャーの大事な役割は決めることと言い出しっぺになること

上司がハッキリしなくて不満というアンケート結果や記事をいくつか見つけました。管理職やプロジェクトマネージャーの大事な役割は決めることです。管理職やプロジェクトマネージャーでないと立場的に決定権はないため、他に誰が決めるんだ?ということです。決めさえすれば目標が定まるので、みんなが前に進めるようになります。

難題に直面したときはできない方法で粘るより実現可能な代替案を探そう

仕事をしていれば原因不明で解決方法もサッパリ思いつかない難題に直面することもあります。そんなときにいつも私が感じることは、できない方法で粘るよりも実現可能な方法を探すことです。できない方法で粘っても時間を無限に使うだけです。大事なのは問題を解決することですので、できる代替案を探してみましょう。

形骸化したルールは現在の状況に合わせて変えることで効率化して行こう

みなさんの職場には形骸化したルールがありますか?私は今まで形骸化したルールをいくつか見てきました。その度に要らないなら止めてしまえばいいじゃんと思います。現在は形骸化していようと、当初は必要だからルールができたのでしょう。しかし今では不要になってしまったのなら、止めてしまっても問題ないと私は考えます。

リモートワーク、オフィスワーク、ハイブリッドワークの特徴と今後の私見

コロナ禍になって普及したリモートワークですが、アフターコロナではハイブリッドワークが主流になるという見解がありますが、コロナ禍以前と同様にオフィス勤務が主流になりそうな予感もします。改めてリモートワーク、オフィスワーク、ハイブリッドワークそれぞれの特徴について考えてみました。

楽観的思考と悲観的思考を使い分けて仕事を進めて行こう

世の中には楽観的な人や悲観的な人がいます。かくいう私は極度に悲観的な人です。しかしマネジメントにおいては楽観的思考も悲観的思考も必要です。どちらか一方では問題になります。性質の違いであって優劣の違いではないのです。積極性も慎重さもマネジメントには必要なのです。

コミュニケーション手段は適切なものを選ぼう|相手と目的に合わせた選択方法について

仕事でもプライベートでもコミュニケーションは大事です。そしてコミュニケーションには手段が色々あります。手段によって効率も違いますし、人によって好きな手段と嫌いな手段もあるでしょう。今回はコミュニケーション効率を高めるための手段の選択方法について解説します。

マネージャーとしての資質を身に付けるための勉強や実践

マネージャーとしてマネジメントを行うために必要な資質を身に付けるのは難しいです。実践経験も必要ですし、知識も必要です。一朝一夕で身に付くものではありません。今回は私がやっていることやマネジメントの論文、経営者へのインタビュー記事などで読んだことを整理して解説します。地道に勉強していきましょう。

中途半端なリスケは止めよう|リスケをするならガッツリと徹底的に!

今回はリスケジュール(通称リスケ)について解説します。というのは中途半端、あるいは一時しのぎのリスケを頻繁に繰り返すプロジェクトをよく見るからです。だから今回はステークホルダーを失望させるようなリスケは止めて、確実にプロジェクトを達成できるリスケをしようと言いたくて記事を書きます。

前例のない活動や新しい取り組みに使えるマネジメント手法はある

やったことがないこと、新しいことをやるのに不安はつきものです。えいやっ!でやっても上手く行かないですし、新しい取り組みを実施するプロジェクトは問題が沢山発生します。こういうことをどう上手くやればいいのでしょうか?実はマネジメントではこういうことに対する方法がいくつか開発されています。

放任上司と過干渉上司のどちらがいいかはメンバーの経験による

放任と過干渉、どちらがいいかという二項対立な話は昔からありがちです。しかしナンセンスだと私は思います。今回は放任と過干渉について私の考えを書いていきます。メンバーの経験に合わせた程よいバランスが必要です。マネジメントにおいては一概に言うことは難しく、仕事や人によってケースバイケースとなることが多いです。

マネジメントをやるためには視野の広さと視座の高さが重要

今回はマネジメントにおいて視野の広さと視座の高さが必要であることを解説します。マネージャーとメンバーの決定的違いでもあり、マネージャーになったばかりの方には意識して身に着けてほしいことです。仕事全体を見渡し、関係者を理解することで、色んな人の協力を得られるようになってください。

アジャイルかウォーターフォールかの二元論以前にマネジメント力を磨こう

今回は上手くいかないアジャイルプロジェクトを見て感じたことを書きます。アジャイルにせよウォーターフォールにせよ、マネジメントに失敗すれば炎上し、残業地獄と納期遅延を繰り返すことになります。単純にどちらが優れているということではありませんし、世の中には両者とも偏った見方があるため、マネジメントの観点から私見を語ります。

残業は美徳ではなく悪という意識を持とう|残業がもたらす害悪について

今回は残業に対する意識について解説します。今まで私は残業があるのが当たり前という考えの人を多く目にしてきました。働き方改革の時代だからというのではなく、もっと上手くやればそこまでの残業は要らないと思います。残業が当たり前のようにまかり通っていながら実は悪いものであるという理由を解説します。

ステークホルダーと接するときは礼儀マナーで協力関係を築こう

仕事では他部署や他社が悪いという話がよく出てきます。しかし他部署や他社、他人のせいにしても仕事は進みません。むしろケンカになって進捗にマイナスになります。仕事は顧客や協力会社、関係部署(手続きなどを行う管理部門など)との協力があって成立します。これらの人たちと競争することや上に立つことが仕事の目的ではありません。

情報は積極的に共有してメンバーに仕事を委譲しよう|情報の隠蔽は権力的かつ保身的

仕事において情報はスキル同様に欠かせませんし、スキルがいくらあっても、会社や部署、案件に固有の情報がなければ仕事はできません。情報を共有することでメンバーに委譲ができるようになり、チームとしてのパフォーマンスが上がります。逆の視点から考えると、情報を隠蔽してなんでもかんでもお伺いを立てさせる上司は信用できないでしょう。

属人性と非効率は標準化・効率化により継続的に改善しよう

属人性や非効率、不毛な長時間残業は色々な職場にあふれています。属人性にせよ非効率にせよ、残業は増加しますし、仕事がスムーズに進まなくなるのでストレスも増加します。今回は属人性と非効率の弊害、そしてそれらを解消する方法について解説します。属人性や非効率をしっかり改善して、残業もコストも少ない健全な働き方を目指しましょう。

リスク意識が残業時間に大きく影響する!残業を減らしたければリスクをコントロールしよう

今回はリスク意識について解説します。リスクに対する意識次第で残業時間は劇的に変わります。常習的に長時間残業や休日出勤を繰り返している会社やプロジェクトは、リスクを意識していないという特徴があります。ぜひリスク対策を取って、残業の少ない健全な働き方を実現してください。

トラブルを未然に防ぐために懸念事項は速めに対処するに限る

今回もまた残業を減らすためのマネジメントについて解説していきます。今回のテーマは懸念事項への対処です。懸念事項を放置しておくと、後で痛い目を見る可能性があります。そうなると長時間残業や休日出勤でカバーすることになり、コストも大きくかかってしまいます。問題は雪だるま式に大きくなるので、早めに対処しておくのがよいです。